22日のニューヨーク外国為替市場ではドルがほぼ変わらず。経済指標が強弱まちまちだったことから、祝日を前に持ち高をさらに減らす動きとなり、午後の早い段階には取引レンジの半ばで落ち着いた。10年債利回りがこの日の高水準から低下し、ドルは下落する場面もあった。

  11月の米個人所得は前月比変わらず、市場予想は0.3%増だった。個人消費支出(PCE)は前月比0.2%増と、市場予想の0.3%増を下回った。一方、7-9月(第3四半期)の米実質国内総生 産(GDP)確定値は前期比年率3.5%増と、改定値の3.2%増から上方修正された。

  ドルはGDPを好感し、円など主要通貨の一部に対して上昇したが、PCE統計を嫌気してその後は勢いがなくなった。

  リスクの高いポジションが敬遠されたため、値動きがあった割に商いは低調で、流動性も引き続き低かった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比ほぼ変わらずの1ドル=117円54銭。対ユーロでのドルは0.1%下落の1ユーロ=1.0437ドル。

  ユーロの対ドルでの高値は1.0499ドル。ユーロは数々の売りをこなして上昇し、1.0500ドル前後に控えていた売りで上値を抑えられた。

  ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁が欧州中央銀行(ECB)に利上げで「遅くに失しない」よう求めたとの報道は、ユーロの買い材料となった。

  ドルは対円でGDP統計を受けて117円88銭まで上昇した。この日の安値は117円27銭。

  

原題:Dollar Steady at Midrange After Choppy Trading Around Data(抜粋)

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