アメリカン航空の客室乗務員が新しい制服をめぐって同社に苦情を申し立てた。数カ月前に導入されたこの制服により、頭痛や皮膚炎といった問題が起きていると訴えている。

  客室乗務員組合(APFA)のボブ・ロス委員長は、アメリカン航空の顧問に宛てた書簡で、アメリカン航空はこの制服の支給を停止するか、もしくは従業員が従来の制服を着用することを容認すべきだと指摘した。またAPFAは同社に対し、制服着用に関連して発生した医療費を客室乗務員に払い戻すほか、制服の調査資金として200万ドル(約2億3500万円)を確保するよう求めている。

  ロス委員長は21日付の書簡で「この制服は引き続き組合員をリスクにさらしており、病欠を取らざるを得ない状況になっている。組合員の健康全般に影響しているだけでなく、これら組合員と接する機会のある同僚の健康にも被害が及ぶ可能性がある」と記した。また同書簡によれば、客室乗務員から、制服着用後に内分泌の問題やぜん息のような症状、疲労感、目まいなどに見舞われたとの報告が寄せられているという。

  アメリカン航空グループの広報担当ロン・デフェオ氏は、問題の制服については3回検査を行っているとした上で、APFAと共同で4回目の検査を実施すると説明した。また制服に関する苦情を受け付けるコールセンターを設置しており、これまでに約300人の客室乗務員が着用に伴う何らかの症状を報告していると説明した。さらに、そうした従業員に対しては皮膚検査の費用を負担するとしたほか、APFAの書簡にも20日以内に回答すると述べた。

原題:American’s Attendants Say New Airline Uniforms Making Them Sick(抜粋)

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