ドナルド・トランプ次期米大統領は22日、米国は保有する核兵器を拡大するべきだとし、長年にわたる核軍縮の流れを反転させる考えを明らかにした。

  「世界が核兵器について正気に至る時が来るまで、米国は核能力を大幅に強化、かつ拡大しなくてはならない」とトランプ氏はツイッターに投稿した。

  オバマ大統領は就任後早い時点でロシアと合意し米国の核兵器を削減するとともに、大量の爆弾やミサイルに代えるために核兵器の近代化を模索してきた。軍備管理協会(ACA)によれば、この近代化計画は30年間で最大1兆ドル(約118兆円)かかる見通し。ロシアや中国との新たな軍拡競争を引き起こしかねないとして、反核主義者から批判されている。

  850億ドル以上のコストが予想される次世代の大陸間弾道ミサイルをめぐっては、ロッキード・マーチンとボーイング、ノースロップ・グラマンが空軍から受注を獲得しようと競争している。

備考:トランプ次期米大統領、防衛企業首脳とコスト協議-フロリダ州別荘で

原題:Trump Says U.S. Nuclear Arsenal Must Be ‘Greatly’ Expanded(抜粋)

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