トランプ次期米大統領が商務長官に指名している資産家で著名投資家のウィルバー・ロス氏は、キプロス銀行との関係を断ち切る意向だが、同氏の名前を冠したプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社WLロスはキプロス銀の持ち株を売却する計画はない。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  WLロスは地中海の島国、キプロスにあるキプロス銀の株式1.6%を保有。ロス氏は10年前にWLロスを売却しているため、ロス氏が商務長官に就くとしても、同社が持ち株を処分する義務はない。

ウィルバー・ロス氏
ウィルバー・ロス氏
Photographer: Christopher Goodney/Bloomberg

  詳細は決まっていないとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、ロス氏(79)はキプロス銀の副会長を辞任する方針で、長官就任の議会承認を得れば、同行投資委員会のメンバーなども辞める必要があるという。

  キプロス銀の広報担当者(ロンドン在勤)はコメントを控えた。ロス氏のアシスタントにコメントを要請したが、返答はない。

原題:Wilbur Ross Seen Cutting Bank of Cyprus Ties to Work for Trump(抜粋)

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