公的資金で救済された英住宅金融会社ブラッドフォード・アンド・ビングリーの住宅ローン債権157億ポンド(約2兆2830億円)相当の2回目の売却入札に応札する業者として、米ヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントとカーバル・インベスターズが英政府によって選定された。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  公に話す権限がないことを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、エリオットとカーバルを含む最大8社が住宅ローン債権の買収を目指している。事情に詳しい複数の関係者は16日、米投資会社ブラックストーン・グループとサーベラス・キャピタル・マネジメントも最終選考に残っていると述べた。

  英政府による金融資産の売却額としては、昨年11月にサーベラスに売却された英中堅銀行ノーザン・ロックの住宅ローン債権130億ポンドがこれまで最大だったが、ブラッドフォードのローン債権はこれを上回る。売却プロセスは6月の英国民投票で欧州連合(EU)離脱が選択されたために中断されていたが、ハモンド財務相が10月に再開した。

  エリオット・マネジメントとカーバル・インベスターズの担当者は入札プロセスへの関与に関して、コメントを控えている。金融危機以降に完全国有化された英銀を管理するUKアセット・レゾリューションの報道官も、最終選考に残っている投資会社についてコメントしなかった。

原題:Hedge Fund Giants Said to Line Up for U.K.’s Biggest Asset Sale(抜粋)

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