21日の米国債相場は上げを拡大。原油相場の下落を受けてインフレ期待が抑えられた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.54%。5年債と30年債の利回り差(イールドカーブ)は、期間長めの国債が上げを主導する中でフラット化した。一時はスティープ化する場面もあった。原油相場の下落は、米国での在庫増加が手掛かりとなった。

  投資家のインフレ期待を示す10年ブレークイーブンレートは、一時の上げを失った。

  この日発表された11月の米中古住宅販売は市場予想に反して増加。住宅ローン金利の大幅上昇が見込まれるなか、2007年初め以来の高水準となった。

  全米不動産業界(NAR)が21日発表した11月の中古住宅販売件数は、季節調整済み年率で前月比0.7%増の561万戸と、07年2月以来の高水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は550万戸への減少だった。

  22日には国内総生産(GDP)や個人所得・支出、耐久財受注などが、23日には新築住宅販売、ミシガン大学消費者信頼感指数が発表される。

原題:Treasuries Rally as Decline in Crude Oil Curbs Inflation Wagers(抜粋)
原題:U.S. Existing-Home Sales Climb to Highest Since Early 2007 (1)(抜粋)

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