21日の米国株式相場は小反落。原油安の影響で、ダウ工業株30種平均の2万ドル台乗せがやや遠のいた。

  S&P500種株価指数は前日比5.58ポイント(0.3%)下げて2265.18で終了。ダウ平均は32.66ドル(0.2%)安い19941.96ドル。出来高は30日平均を21%下回った。

  モルガン・スタンレーのクロスアセット戦略責任者、アンドルー・シーツ氏は米大統領選挙後の株高について、「潜在成長率の低さと、金融状況の引き締まりから吹いてくる向かい風が見落とされている可能性がある」と指摘。「2016年は欧州と日本より米国株を選好したが、17年は逆転するだろう」と述べた。

  S&P500種のセクター別11指数のうち、この日は8指数が下落。エネルギーと素材が上げたものの、不動産とヘルスケアなどの下げを補うには至らなかった。

  ダウ平均が1万9000ドル台に乗せたのは約1カ月前。1万8000ドルから1万9000ドルまでに要した期間はわずか2週間強だった。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は10月以来で最長の5営業日連続で下げた。11月4日の高水準からは50%近い下げ。2014年7月以来の最低水準に接近している。

  ブルームバーグがまとめたストラテジスト15人の予想平均では、S&P500種は17年を2356で終える見通し。20日の終値から3.8%の上値余地を意味する。

原題:U.S. Index Futures Little Changed With Dow at an All-Time High(抜粋)
U.S. Stocks Decline as Oil Slips With Dollar: Markets Wrap(抜粋)
Morgan Stanley Says Don’t Believe Hype Over Trump and Le Pen (2)(抜粋)

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