11月の米中古住宅販売件数は市場予想に反して増加。住宅ローン金利の大幅上昇が見込まれるなか、2007年初め以来の高水準となった。

  全米不動産業界(NAR)が21日発表した11月の中古住宅販売件数は、季節調整済み年率で前月比0.7%増の561万戸と、07年2月以来の高水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は550万戸への減少だった。

  中古住宅価格(中央値)は前年同月比6.8%上昇して23万4900ドル。在庫は前年同月比9.3%減の185万戸と、18カ月連続で前年を下回った。販売に対する在庫比率は4カ月。

  NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は、物件購入前の金利確定を指摘。その上で、「ここ5年間にわたり在庫不足、住宅不足は続いており、初回購入者にとって取得しにくい状況になっている」と加えた。

  中古住宅販売は全米4地域のうち2地域で増加。北東部で8%、南部で1.4%それぞれ増えた。全米ベースでは、一戸建て販売は0.4%減の年率495万戸。コンドミニアムなど集合住宅は10%増の66万戸と、07年5月以来の高水準だった。

原題:U.S. Existing-Home Sales Climb to Highest Since Early 2007 (1)(抜粋)

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