米銀JPモルガン・チェースは銀行間指標金利操作をめぐるスイスの反トラスト法(独占禁止法)調査を決着させるため、3390万スイス・フラン(約39億円)を支払うことで合意した。スイスの調査によれば、同行は英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)と1年余りにわたり指標金利の操作で共謀していた。

  スイスの競争委員会が21日発表した声明によると、RBSはフラン建てロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に影響を及ぼすことを狙ったカルテルの存在を通報し、全面的な免責を受けた。カルテルは2008年3月から09年7月まで運用されていたという。

  同委員会は別の声明で、欧州銀行間取引金利(EURIBOR)操作で05年9月から08年3月まで共謀したとして英銀バークレイズなど3行に計4530万フランの制裁金支払いを命じた。バークレイズは2980万フラン、RBSは1230万フラン、フランスのソシエテ・ジェネラルは325万フランをそれぞれ支払う。

  ドイツ銀行はEURIBORをめぐるカルテルについて同委員会に伝え免責を受けた。BNPパリバとクレディ・アグリコル、HSBCホールディングス、JPモルガン、ラボバンクは引き続きこの調査の対象となっている。

原題:JPMorgan, Barclays Fined in Swiss Rate-Rigging Probes (Correct)(抜粋)

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