米国最大の年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)は予定運用利回りを現行の7.5%から3年かけて7%に引き下げるべきだと、同基金の最高財務責任者(CFO)が指摘した。長期的に低成長と好ましくない人口動態が見込まれるためだとした。

  シェリル・イーソンCFOは2017-18年度の予定運用利回りをまず7.3575%に引き下げ、各機関が変更への準備を整えられるようにする案を20日の取締役会で提示した。その後、予定利回りをさらに引き下げる計画だ。カルパースの運用額は3030億ドル(約35兆6000億円)。

  予定運用利回りの変更にはカルパース取締役会の承認が必要。予定利回りが引き下げられれば、給付を補填するため拠出金が増え、現役職員の手取りは圧迫される。影響は各市や裁判所、法執行当局の予算や、カリフォルニア州のエージェンシー債格付けまで広がる見込み。

原題:Calpers Staff Says Pension Should Lower Return Target to 7% (1)(抜粋)

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