在米クウェート大使館は来年2月25日の同国建国記念日の祝賀パーティーを首都ワシントンのトランプ・インターナショナル・ホテルで開催する計画だ。今年9月に開業したばかりのトランプ次期米大統領経営の同ホテルを会場に選んだのは「格好いい新しいスペース」だからだとクウェート大使は説明した。

  クウェートのアルサバ駐米大使は電話インタビューで、トランプ氏の会社の幹部らから圧力を受けて同ホテルに決めたとの報道を否定。「招待客らに新たな経験をしてもらいたかった」し、「わくわくすると思ったからだ」と述べた。前回の建国記念日の祝賀会は首都ワシントンの報道博物館「ニュージアム」で行ったという。

  政治ブログ「シンク・プログレス」は19日、クウェート大使館がトランプ氏の不動産会社から圧力を受け、建国記念日の祝賀会会場をジョージタウンのフォーシーズンズ・ホテルとする契約を突然破棄し、トランプ・インターナショナルに変えたと伝えた。シンク・プログレスは両ホテルと大使館のやり取りを直接知る情報源が匿名を条件に明らかにしたと説明。またこの情報源の話を裏付ける文書の証拠をシンク・プログレスが確認できたとした。

  アルサバ大使は「この記事は全く偽りであり、根拠を欠いている」とし、「われわれは誰からも圧力を受けていない。私はトランプ氏を知らないし、トランプ氏周辺からトランプ・インターナショナルで祝賀会を開くよう求める電話もなかった」と語った。

  トランプ・インターナショナル・ホテルの販売・マーケティング担当ディレクター、パトリシア・タン氏と、ジョージタウンのフォーシーズンズ・ホテルの広報担当リリアナ・バルダサリ氏はいずれもコメントを控えた。

原題:Kuwaitis Chose Trump Hotel, But Not After Pressure: Ambassador(抜粋)

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