スポーツ用品メーカー世界最大手、米ナイキの9-11月(第2四半期)利益は市場予想を上回った。独アディダスや米アンダーアーマーなど競合企業にシェアを奪われつつあるとの懸念を和らげる決算内容となった。

  20日の米株式市場の取引終了後に発表された資料によれば、1株利益は50セント。アナリストの予想平均は43セントだった。売上高は前年同期比6%増の82億ドル(約9660億円)と、予想の80億9000万ドルを上回った。

ナイキ店舗のロゴ(米サンフランシスコ)
ナイキ店舗のロゴ(米サンフランシスコ)
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  同社の株価は時間外取引で一時5.6%高の54.70ドルを付けた。年間ベースでは8年ぶりの下落となるペース。

  投資家がナイキの成長性を見極める際に注目する受注は、為替変動の影響を除いたベースで2%増と、アナリスト予想の5.3%増に届かなかった。北米は4%減で、市場予想は1.5%増。ナイキは受注は成長性の適切な指標ではないと指摘し、この数字を重要視しない姿勢を示している。

  地域別では、大中華圏の売上高が為替変動の影響を除いたベースで17%増、新興国は13%増。西欧は12%増で、主力の北米は3%増にとどまった。
原題:Nike Earnings Top Estimates, Easing Concerns About Slowdown (3)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE