米貨物輸送会社フェデックスの9-11月(第2四半期)決算では、利益がアナリスト予想を下回った。ホリデー商戦でのオンラインショッピング急増から追い風を受けたものの、陸運部門の改善費用計上が響いた。

  20日の発表資料によると、調整後1株利益は2.80ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は2.91ドルだった。売上高は149億ドル(約1兆7500億円)に増加し、アナリスト予想と一致した。

  陸運部門では輸送能力拡大のための投資増加が響き、営業利益は12%減少した。アラン・グラフ最高財務責任者(CFO)は発表資料で、この投資が長期的にフェデックスのサービスやリターンの向上に寄与すると述べた。

  フェデックスは電子商取引に伴う配送増加に対応するため、荷物の仕分け拠点や配送センターの拡大、フェデックス・グラウンドの自動化促進に取り組んでおり、今年度に約20億ドルを投資、来年度も恐らく同額を支出する予定。

  決算発表を受け、同社の株価は時間外取引で下落。ニューヨーク時間午後4時45分(日本時間21日午前6時45分)現在、3.2%安の192.47ドルで取引されている。

  同社は通期1株利益が、年金会計の調整や蘭TNTエクスプレスの統合・再編関連費用を除いたベースで、11.85ー12.35ドルになる見通しをあらためて示した。

原題:FedEx Misses Estimates as Costs Rise at Ground-Shipping Unit (2)(抜粋)

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