20日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。午後に入って伸び悩む展開。米10年債利回りが低下したため、ドルの買い持ち高を減らす動きになった。ドル指数は引き続き2002年以来の高値水準近くにある。

  商いは引き続き低調で方向感は出ていない。トレーダーによれば、取引が少なく流動性が低いと、値動きが増幅されることもある。

  商いは前日よりもかなり低調で、今後は祝日や短縮取引で流動性が減り、さらに薄商いになるとみられる。23日の日本市場は天皇誕生日の祝日で休場。同日は欧州および英国で短縮取引となる。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比0.7%高の1ドル=117円86銭。一時は118円24銭まで上昇する場面もあった。対ユーロでのドルは0.1%上昇の1ユーロ=1.0388ドル。ドル指数は0.2%上げて103.29。

  ユーロは対ドルで一時1.0352ドルまで下落した後、下げ渋った。ロンドンのトレーダーによると、1.0350ドルをやや下回る水準に控えるストップ売りが発動しなかったため、短期トレーダーがユーロを買い戻した可能性がある。

  対円でのドルは一時118円24銭まで上昇した後に伸び悩んだ。ただ、年初来高値121円69銭をまだ狙える距離にある。

  日本銀行の黒田東彦総裁は円相場について、円安というよりドル高であるとの認識を示した。さらに、長短金利の操作目標引き上げを議論するのは時期尚早だと述べた。

原題:Dollar Gains Fizzle as 10-Year Treasury Yield Falls From Highs(抜粋)

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