産業ガスの米プラクスエアは、同業の独リンデを約339億ユーロ(約4兆1500億円)で買収することで同社と基本合意した。世界最大の産業ガス会社が誕生する。

  両社の20日発表によると、プラクスエアの株式は1対1の比率で新たに設立される持ち株会社の株式に転換され、その新会社がリンデへの買収提案を開始するとしている。ブルームバーグがまとめたデータによれば、リンデ株主が受け取る株式は1株当たり約182.66ユーロと評価されることになる。これは両社の買収協議が報じられる前、8月半ばのリンデの株価を約31%上回る水準。

  両社は今回の合意を対等合併と表現しており、プラクスエアによるリンデ買収と受け止められないような措置を講じた。新会社の名前はリンデで、株式はニューヨークとフランクフルトの市場に上場する。新会社の最高経営責任者(CEO)にはプラクスエアのスティーブ・エンジェルCEO、会長にはリンデのウォルフガング・ライツレ会長が就任する。

原題:Praxair to Buy Linde for $35 Billion in Industrial-Gas Deal (2)(抜粋)

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