米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社カーライルは、ヘッジファンド運営会社クラレン・ ロード・アセッ ト・マネジメントの過半数株式を同社の経営幹部らに売却し、2010年に開始したヘッジファンドへの出資から6年で撤退する。

  投資家宛てに先週送られたリポートによれば、クラレン・ ロードは、カーライルが10年12月に取得した55%の株式を来年1月末に買い戻す。シティグループの元クレジットトレーダー、ブライアン・リアノ氏やジョン・エッカーソン氏、アルバート・マリノ氏らが05年に創業したクラレンは、損失や顧客からの償還請求に見舞われた結果、年初の運用資産額は12億5000万ドル(現在の為替レートで約1470億円)と、14年9月時点の85億ドルを大きく下回る水準に落ち込んでいた。

  クラレンの最高執行責任者(COO)を務めるマリノ氏に電話でコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。カーライルのグローバルコミュニケーション担当ディレクター、クリストファー・ウルマン氏は「クラレン・ ロードの独立した会社としての大きな成功を祈っている。カーライルは潜在的な可能性が大きいとわれわれが考えるグローバル・クレジットビジネスの育成に力を注ぐ」と発表文でコメントした。

原題:Carlyle Sells Claren Road in Final Step Away From Hedge Funds(抜粋)

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