中国の衆安オンラインP&Cインシュアランス(衆安保険)は香港で新規株式公開(IPO)を実施する計画を取りやめ、中国本土での上場に力を注いでいる。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、本土以外での関心が鈍かったことに加え、大株主でやはり上場を目指す螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)との利害対立を避けたいとの意向が、衆安保険に本土での上場検討を促すことになった。アントは中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの銀行・決済部門。

  4億人余りの顧客を抱える衆安保険は8月の段階で、香港か米国で来年にもIPO実施を目指すと表明。衆安保険の広報担当キャシー・ルオ氏は電話取材に対し、IPO計画は常にあるが、日程や上場する場所は確約していないと説明し、それ以上はコメントしなかった。

原題:Zhongan Online Said to Scrap H.K. IPO, Consider China Listing(抜粋)

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