米国防総省当局者は次期政権に自らの立場を説明するため準備を進めており、最新鋭ステルス戦闘機「F35」計画が制御不能に陥っていると指摘したトランプ次期大統領に反論した。

  米ロッキード・マーチンのF35の開発・調達担当部署責任者を務めるクリストファー・ボグダン空軍中将は19日、記者団に対し、国防総省で最も高価な兵器システムであるF35を批判する人たちは、予定よりも6年遅れ、予算を130億ドル(約1兆5200億円)オーバーしていた2011年に同計画が見直されて以来、良い方向に進んできた事実を無視していると語った。

  ボグダン中将は「このプログラムは制御不能ではない。11年以降は基本的にはスケジュール通り進んでおり、予算を守っている」と主張した。

  国防総省のビジネス慣行を変えると言明しているトランプ氏は、このところツイッターや集会でF35の費用を批判。先週はツイッターで、「F35プログラムとコストは制御不能だ」と指摘。大統領に就任する「来年1月20日以降、軍事(などの)調達費は数十億ドル節約できるし、そうなるだろう」と表明した。

原題:Pentagon Refutes Trump on F-35’s ‘Out of Control’ Costs (1)(抜粋)

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