英石油大手BPは、3日間に総額30億ドル(約3500億円)超相当の資産を取得した。ボブ・ダドリー最高経営責任者(CEO)は、2年間に及ぶ原油価格下落の後、同社が低迷から脱しつつあるとの見方を示した。

  BPは17日以降、アブダビでの22億ドル規模の生産増強計画と、モーリタニアとセネガルのガス田への計9億1600万ドルの投資計画を発表。ブルームバーグが集計したデータによれば、これにより、同社による今年の資産買収総額は38億ドルを超え、4年ぶりの高水準に達した。

  ダドリーCEOは就任以降6年間の大半を2010年に発生した米メキシコ湾原油流出事故に関連する支払いのため資産売却を進めてきたが、相次ぐ投資は再び成長に戻る兆しかもしれない。原油価格が大幅な下落局面から回復する中、BPは来年に7件または8件の主要プロジェクトの開始を計画している。

  ダドリーCEO(61)は17日、アブダビでのブルームバーグテレビジョンのインタビューで「BPが成長を始める時だ。米国であまたの困難を切り抜けてきたので、成長に向けた準備は十分に整っていると思う」と語った。

原題:BP Piles Up Oil Assets as CEO Dudley Says Worst Over for Company(抜粋)

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