世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは「スマートベータ型」上場投資信託(ETF)6本の手数料を引き下げる。同市場が成長する中で、投資家争奪戦が激化している。

  米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、ブラックロックはこれらETFの手数料を最大20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げる。今回の値下げで、ゴールドマン・サックス・グループが低コストで提供しているマルチファクターETFに対抗する。

  ETFの手数料競争は、ブラックロックやバンガード・グループ、ステート・ストリートが圧倒的な存在感を示す一般的な商品から、時価総額以外のファクターを加重した指数に連動する高コストのスマートベータ型ファンドに広がりつつある。

  ブルームバーグ集計のデータによると、マルチファクターETFの設定本数は今年、他の戦略のETFを上回っている。モーニングスターによると、マルチファクターETF204本の資産総額は390億ドル(約4兆5600億円)。

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原題:BlackRock Cuts Fees on ETFs as Price War Moves to Smart Beta (2)(抜粋)

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