米アップル、EU判断に不服申し立て、130億ユーロの追徴課税命令で

  • アップルは追徴課税命令を覆すようEU裁判所に手続き
  • 欧州委は調査の権限を逸脱しているとアイルランドは主張

欧州連合(EU)の競争当局が8月にアイルランドに対し、米アップルへの過去最大となる130億ユーロ(約1兆6000億円)の追徴課税を命じたことを受け、アップルは正式に不服を申し立て、EU競争当局との法的バトルが展開する運びとなった。

  アップルは19日、EUの判断を不服としてルクセンブルクのEU一般裁判所に正式に申し立てた。EUの欧州委員会とアイルランドはいずれも、それぞれの弁論申述書を公表している。

  アップルは申し立てを行った後、EUは「数十年にも及ぶアイルランドの税法や米国の税法のほか、誰もが依存してきた税政策に関するグローバルコンセンサスを軽視し、一方的な行動に出て、遡及(そきゅう)的に規則を変更した」とのコメントを発表した。

  アイルランドはEUの8月の判断取り下げを求め、既に訴訟を起こしている。

原題:Apple Fights $13.6 Billion Tax Bill as EU Lifts Lid on Case(抜粋)