アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに本社を置くエティハド航空は、複数の部門で人員を削減する。積極的な拡大路線を取ってきた湾岸諸国の航空各社が成長鈍化への対応を迫られている状況が浮き彫りになった。

  エティハド航空の広報担当は18日に電子メールで質問に答え、「コスト削減と生産性向上、収入増のため、組織の見直しと再編」を行っていると説明。「競争激化」と世界経済減速の中で、こうした取り組みが「ある程度の人員削減」につながることを明らかにした。

  情報が非公開であることを理由に匿名で発言した複数の関係者によれば、エティハド航空はここ数週の間に人員削減を開始し、その規模は1000人前後から3000人となる見込み。情報技術(IT)分野で既に十数人が退社したほか、人事やセールス部門でも削減が予定されている。客室乗務員や地上スタッフにも影響が出ると別の関係者が述べた。同航空の広報担当は具体的な削減数について言明を避けた。

  エティハド航空は過去8年で従業員数を約3倍の2万292人に増やし、保有航空機数は122機と42機から拡大した。

原題:Etihad Airways Cuts Jobs to Reduce Costs as Growth Slows (1)(抜粋)

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