カナダの保険・投資会社フェアファックス・ファイナンシャル・ホールディングスは18日、スイスのアライド・ワールド・アシュアランスを約49億ドル(約5760億円)で買収することで合意した。プレム・ワトサ最高経営責任者(CEO)にとって最大規模の企業買収となる。

  両社の発表資料によると、アライド・ワールドの買収価格は1株54ドルで、16日の終値に18%の上乗せ。買収価格の内訳は約10ドルが現金(うち半分がフェアファックスからで、残りはアライドの配当)、44ドルがフェアファックス株。フェアファックスには現金での支払いを増やすオプションがある。

  企業向け保険のバイヤーやブローカーは規模を伴う企業を好む傾向があり、比較的小規模な保険会社はここ数年、合併相手を探してきた。今回の合意でアライドは完全子会社となるが、経営陣や上級幹部チームは維持する。

  投資家向けのプレゼンテーションによると、アライド株主には統合後会社の株式約27%が割り当てられる。ただフェアファックスが株式の代わりに現金部分を増やすオプションを行使した場合には、その比率は10%前後となる。両社は通常の承認を得られれば、2017年上期に手続きを完了する。統合後の運用資産は390億ドル。

原題:Watsa’s Fairfax Agrees to Buy Allied World for $4.9 Billion (1)(抜粋)

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