投資家らは原油価格下落が2年半前に始まって以降で最も楽観的な見方を示している。

  石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟産油国が原油の協調減産で合意したことを受け、資産運用会社によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油価格上昇を見込む買越残高は2014年7月以来の高水準に達した。来年、減産により世界の在庫過剰が減少するとの観測を背景に、原油価格は今月12日、1年5カ月ぶりの高値を付けた。

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は電話インタビューで、「OPEC加盟国と非加盟国との合意は十分に受け入れられている」と指摘。「市場の見通しは、供給が急速に逼迫(ひっぱく)するということで一致している。その結果、投資家らは短期的に原油価格上昇を見込むポジションを取っている」と述べた。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ヘッジファンドによるWTI上昇を見込む買いポジションは13日終了週に2.5%増えた。一方、売りポジションは30%減少し5月以来の低水準となった。   

原題:OPEC Deal Leaves Oil Investors Most Optimistic Since Slump Began(抜粋)

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