家計の金融資産残高が9月末で1752兆円と1年前と比べて0.6%増加したことが、日本銀行が19日発表した資金循環統計(7-9月速報)で分かった。

  家計の金融資産のうち、現金・預金は前年比1.4%増の916兆円で、全体の52.3%を占めた。投資信託は3.3%減の88兆円、株式等は2.2%減の150兆円といずれも前年を下回ったが、株価の反転により、大幅に減少した6月末からマイナス幅は縮小した。

  企業(金融を除く民間)の金融資産は0.4%増の1013兆円。うち現金・預金は前年比8.5%増の246兆円と過去最高となった。

  政府などの借金である国債等(国庫短期証券と国債、財政投融資特別会計発行債券)は1091兆円。最大の保有者は日銀で、異次元緩和による大規模購入で残高(413兆円)、全体に占める比率(37.9%)ともに過去最高。海外の保有も112兆円と過去最高を更新、全体に占める比率は10.3%だった。

  資金循環統計は家計や金融機関、法人、政府が保有する資産・負債を金融商品別に四半期ごとに日銀が集計している。

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