16日のニューヨーク金先物相場は反発。地政学的な緊張に再び注目が集まったことから、逃避資産としての金に買いが入った。中国が南シナ海で米潜水無人機(ドローン)を接収したことを受け、米国防総省は速やかな返還を要求した。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物2月限は1オンス=1137.40ドルで終了。一時は前日比1.2%高の1143.20ドルをつけた。週間ベースでは2.1%下げて、過去約1年で最長の6週連続下落。

  RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア・マーケット・ストラテジスト、ボブ・ヘイバーコーン氏は電話インタビューで、「トレーダーらは常に地政学的な出来事に留意している」と指摘。「地政学的なリスクが金を復活させている」と述べた。

  銀先物も上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナは4.5%高と、中心限月としては3月以来の大幅上昇。パラジウムは下落した。

原題:Tension Between U.S., China Breathes New Life Into Gold Market(抜粋)

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