イングランド銀行(英中央銀行)の研究論文によれば、中国や香港、日本を含むアジア経済は2008年の世界危機以降、金融ショックの影響を一段と受けやすくなっており、今ではリスクに最もさらされた地域の一つとなっている。

  ジャック・フィッシャー、ルーカス・レイチェル両氏は16日に発表された同論文で、「世界の緩慢な回復は特にアジア経済に大きな打撃を与え、ぜい弱性は過去数年に高い水準に達している」と指摘。金融危機前は米国のぜい弱性が高く、アジアの一部先進国は相対的に低かったが、「最もぜい弱に見えるのは今や特に新興国とアジアだ」と記述した。

  一部諸国のぜい弱性は2015年末時点で「過去最高に接近」しており、中国と香港、日本の状況を示す指標は金融危機以降に「大幅に」上昇したと、フィッシャーとレイチェル両氏は分析。

  「外貨準備や経常収支、対外債務の水準を反映した対外的なぜい弱性が今はアジア経済全体で非常に高まっているようだ」とし、「同地域でのグローバル金融不均衡に関する懸念と恐らく整合する」と続けた。

原題:China, Japan More Vulnerable to Financial Shocks, BOE Study Says(抜粋)

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