ドイツ銀行は私的取引プラットフォームであるダークプールでの株取引について顧客をミスリードしたことを認め、3700万ドル(約44億円)を支払うことで米証券取引委員会(SEC)およびニューヨーク州当局と合意した。米国での法規制関連の問題解決が一歩前進する。

  ドイツ銀はダークプール取引での既知の問題点に対処を怠り、2年にわたって州および連邦政府の証券法に違反していたことを認める。SECとシュナイダーマン・ニューヨーク州司法長官が16日発表した。

  ドイツ銀は法規制絡みの問題を複数抱え、迅速な解決を目指しているが、米住宅ローン担保証券や為替レート不正操作共謀などの問題が未解決で残る。ロシア業務のマネーロンダリング(資金洗浄)関与についても調査を受けていると、事情に詳しい関係者は述べていた。

  ダークプール取引の情報開示をめぐっては、英バークレイズとクレディ・スイス・グループが既に当局と合意に達していた。

  ドイツ銀は16日、「問題の解決に満足している」とし、「合意内容は意図的な不正があったことを示唆していないが、指摘されている懸念については全て対応済みであることを確信している」とコメントした。

原題:Deutsche Bank Admits Misleading Clients in Dark Pool Trades (1)(抜粋)

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