11月の米住宅着工件数は市場の予想以上に減少した。前月は9年ぶりの高水準に達していた。

  米商務省が16日発表した11月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比18.7%減の109万戸。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は123万戸だった。前月は134万戸(速報値132万戸)に上方修正され、伸び率は1982年7月以来で最大の27.4%となった。

  マリア・フィオリニ・ラミレスの米国担当チーフエコノミスト、ジョシュア・シャピロ氏は統計発表前にリポートで、「一戸建て住宅の着工は今後数カ月も引き続き勢いを増すという楽観が現在のメッセージだ」と指摘。「最近の金利急上昇が抑制的な影響をもたらすかどうかは今のところ不明だ」と述べた。

  地域別では全米4地域全てで減少した。

  一戸建ての着工件数は前月比4.1%減少して82万8000戸。前月は86万3000戸だった。

  集合住宅は45.1%急減して26万2000戸となった。前月は76%急増していた。

  着工件数の先行指標となる住宅着工許可件数は4.7%減の120万件。集合住宅の許可件数が13%落ち込んだ。一戸建ては0.5%増と、4カ月連続で増えた。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Home Starts Slumped in November After Outsize Advance(抜粋)

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