中国短期国債入札で札割れ、約1年半ぶり

  • 6カ月物、3カ月物とも応札が発行予定額に届かず
  • 「短期国債に応札する時間や需要はどこにもない」-アナリスト

中国政府が16日実施した短期国債入札は予定額を消化できず、札割れとなった。入札への参加を義務づけられた複数のトレーダーが明らかにした。札割れは約1年半ぶり。

  財政省はこの日の入札で6カ月物国債を100億元(約1700億円)、3カ月物国債を120億元それぞれ発行することを計画。だが債券決済機関の発表によると、落札はそれぞれ95億7000万元、108億5000万元にとどまり、目標額に届かなかった。落札額は通常の入札の後に売却した追加分も含まれる。

  国泰君安証券の債券アナリスト、徐寒飛氏は「短期国債に応札する時間や需要はどこにもない」と突き放し、「短期資金はひっ迫している。短期金融市場の償還は進行中で、預金証書の発行金利は上昇、短期の流動性はあまり緩和されていない。さらに債券市場の地合いも芳しくなく、短期債券に対する需要すら弱い」と述べた。

原題:China’s Finance Ministry Falls Short of Target at Bill Auction(抜粋)

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