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●日経平均1年半ぶりの9連騰、米統計良好と金利高、円安進行を好感

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  東京株式相場は、日経平均株価が1年半ぶりの9連騰。良好な米国の経済統計や金利上昇、為替の円安進行が好感された。一部アナリストの目標株価引き上げも加わった銀行株が買われ、精密機器や機械など輸出株、ガラス・土石製品など素材株、建設株中心に高い。

  TOPIXの終値は前日比7.95ポイント(0.5%)高の1550.67と続伸。日経平均株価は127円36銭(0.7%)高の1万9401円15銭と9日続伸し、昨年6月に記録した12連騰以来の連続上昇となった。両指数とも連日で年初来高値を更新。

  三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジストは、「米国で強めな経済指標が増え、世界の景況感も良くなり、景気は拡大方向にある。グローバルに活躍する輸出企業を中心に収益の上昇が期待できる」と指摘。半面、「日本株には目先過熱感もあり、高値警戒感から利益確定売りが出ている」とも話した。

  東証1部の売買高は23億1008万株、売買代金は2兆9082億円。上昇銘柄数は1208、下落は656。東証1部33業種は金属製品、銀行、ガラス・土石製品、空運、精密機器、建設、陸運、機械など29業種が上昇。その他製品や保険、情報・通信、倉庫・運輸の4業種は下落。

  売買代金上位では、みずほ証券が目標株価を上げた三菱UFJフィナンシャル・グループのほか、みずほフィナンシャルグループや日立製作所、りそなホールディングス、東京エレクトロンが高い。半面、JPモルガン証券が投資判断を下げたMS&ADインシュアランスグループホールディングスのほか、任天堂やディー・エヌ・エー、東京海上ホールディングスは安い。

●長期金利が一時0.10%に上昇、日銀オペ結果受け超長期債利回りは低下

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  債券相場は先物中心に下落し、長期金利は一時0.10%と10カ月半ぶりの高水準を付けた。一方、超長期債は、日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果を好感して堅調推移となり、利回り曲線にはフラット(平たん)化圧力が掛かった。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は、前日比13銭安の149円59銭で取引を開始。午後に入ると下げ幅を拡大し、一時は149円38銭と、中心限月ベースで1月以来の安値を記録。結局15銭安の149円57銭で引けた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より2.5ベーシスポイント(bp)高い0.10%で開始。新発債として1月29日以来の高水準を付けた。その後は0.075%まで戻した。

  バークレイズ証券の押久保直也債券ストラテジストは、「米金利が止まらない状況の中で、流れとしては引き続きトランプ以降のテーマを利上げとともに引きずっている状況」と説明。「長期金利で10bpなので水準次第で指し値という話も否定はできない。金利水準とスピードの両方が重要」と指摘。「いったん10bpを付けたがすぐ落ちた。やっぱりそこは警戒感が強いラインだと思う」と話した。

  超長期債は堅調。日銀が実施した長期国債買い入れオペで、14日に増額された金額のままだったことや、オペ結果が強めだったことが背景。新発20年物の159回債利回りは5bp低い0.565%、新発30年物の53回債利回りは5bp低い0.665%、新発40年物の9回債利回りは6.5bp低い0.78%まで下げた。

  日銀はこの日、長期国債買い入れオペを実施した。残存期間「1年以下」が700億円と前回と同額。超長期ゾーンは「10年超25年以下」が2000億円、「25年超」が1200億円と、14日に増えた金額が維持された。

●ドルが10カ月ぶり高値圏、米利上げ加速観測で先高観-118円台前半

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  東京外国為替市場では、ドル・円相場が約10カ月ぶり高値圏となる1ドル=118円台前半で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)以降の急速なドル高進行が一服する一方、米国の利上げ加速観測がドルを支えた。

  午後4時16分現在のドル・円相場は前日比ほぼ横ばいの118円17銭。朝方に118円40銭を付けた後、一時117円96銭まで売られたが、下値は固く、その後118円台前半でもみ合う展開が続いた。前日の海外市場では、米長期金利の上昇を背景に2月3日以来の水準となる118円66銭までドル高・円安が進んだ。

  東海東京証券金融市場部・外貨管理グループの吉田幹彦グループリーダーは、「今の相場は細かい材料よりも、上昇モメンタムの勢いだけで進んでいる」とし、「スピード違反と言えばスピード違反だが、取り締まる材料もない」と指摘。「ドルロング(買い持ち)がものすごくたまっているわけでもなく、逆に買えていない人の方が多いという中で、上がりやすい状況は続きそう」と話した。

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