16日の中国株式市場で上海総合指数は小幅上昇したが、週間ベースでは4月以来の大きな下げとなった。短期金利上昇で中国資産への投資家需要が後退した。

  上海総合指数は前日比0.2%高の3122.98で終了。前週末比では3.4%安。万科企業(000002 CH)が週間で9%を超える値下がりとなるなど、今週は不動産銘柄の下げが目立った。保険会社の株式投資への規制も投資家心理の悪化につながった。深圳総合指数は前日比1%高で引けた。

  香港市場では、中国輝山乳業(6863 HK)が売買停止となった。空売り投資を手掛けるマディ・ウォーターズ・キャピタルが中国輝山乳業の「価値はゼロに近い」との見方を示したことが響いた。

  香港上場の中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.1%下落し、週間ベースの下げを4%に広げた。ハンセン指数は前日比0.2%安、前週末比では3.3%安。

  UOBケイ・ヒアンの香港在勤エグゼクティブディレクター、スティーブン・レオン氏は米金利見通しや中国からの資本流出など「不確実要因が多過ぎる」と指摘。「そうした要因について見通しがもっとはっきりするまで、投資家が簡単に市場に参入することはないだろう」と述べた。

原題:Chinese Stocks Cap Their Biggest Weekly Decline in Eight Months(抜粋)

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