米オラクルが発表した9-11月(第2四半期)決算は売上高が一部のアナリスト予想を下回った。クラウドベースのプログラムやサービス販売拡大に軸足を移す中で、新規ソフトウエアライセンス収入が減ったことが響いた。

  15日の発表資料によると、売上高は前年同期比ほぼ横ばいの90億ドル(約1兆600億円)。アナリスト予想平均は91億2000万ドルだった。一方、一部経費を除いた1株利益は61セントで、市場予想(60セント)を若干上回った。

  顧客のサーバーにインストールするアプリを販売する従来モデルからの移行を反映し、新規ソフトウエアライセンスは20%の減収。インターネット経由で顧客が入手するクラウドベースのソフトの好調はその陰に隠れる形となった。クラウド事業の売上高は9-11月期に62%増加したが、同社の売上高全体に占める割合はまだ12%にすぎない。

  サンフォード・C・バ ーンスタインのアナリスト、マーク・モードラー氏は「新規ライセンスは恐らく人々の予想より若干低調だった」とする一方で、「クラウドは予想を上回った」と述べた。

  売上高の約半分を海外で稼ぐ同社はドル高の打撃も受けた。ドルは主要通貨に対して9-11月期に5%余り上昇した。

  オラクルの株価は時間外取引で一時2.7%安。通常取引終値は40.86ドルと、1%未満の下落だった。

題:Oracle Sales Disappoint as New Licenses Drop; Cloud Gains (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE