15日の米株式相場は反発、過去10営業日で8回目の上昇となった。質への逃避の動きが後退した。銀行や通信が高い。FOMCが前日、来年の利上げ予測を3回と9月会合時点の2回から上方修正したことから金利軌道が従来の想定より傾斜がきつくなるとの見方が広がり、ドル買い要因となった。

  ダウ工業株30種平均ではデュポン、ゴールドマン・サックス・グループ、アメリカン・エキスプレス、JPモルガン・チェースの上げが目立った。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%高の2262.03。ダウ工業株30種平均は59.71ドル(0.3%)上昇の19852.24ドル。小型株で構成するラッセル2000指数は0.8%上げた。

  パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のグローバル戦略アドバイザー、リチャード・クラリダ氏はリポートで、市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げ決定は広く予想されていたが、2017年に2回利上げするとの予測が変更されるとはみられていなかったと指摘。「よって、FOMCはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.5-0.75%に引き上げが、真のメッセージは『ドット・プロット』により伝えられた。つまり、2017年の金利の方向性が間違いなくタカ派寄りになったということだ」と続けた。

  業種別では金融株の指数は1%高。素材と電気通信サービスの指数はともに0.7%上げた。

原題:U.S. Equities Resume Advance as Financial, Phone Stocks Rally(抜粋)
原題:Dollar Climbs to 13-Year High as U.S. Stocks Rebound, Gold Sinks(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE