15日の欧州株式相場は上昇し、指標のストックス欧州600指数は1月以来の高値を付けた。米当局が来年の利上げペース加速を示唆したことを受け、ユーロが対ドルで2003年以来の安値まで下げた。

  ストックス600は前日比0.9%高の358.79で終了。年初来下落率は1.9%に縮まった。銀行株のほか、米国向け輸出が多いテクノロジー企業やヘルスケア銘柄の上げが目立った。米連邦公開市場委員会(FOMC)は14日、市場の予想通り政策金利を0.25ポイント引き上げて、0.5ー0.75%のレンジに設定した。2017年の想定利上げ回数(FOMC参加者の予測中央値)は3回と前回予測の2回から増えた。旅行関連銘柄も買われた。

  銀行株指数は2.5%上昇。年初来下落率は4%に縮小。自動車株も上げた。ドイツのDAX指数は1.1%上げ、1年ぶり高水準で引けた。

  マーケット・セキュリティーズ(ロンドン)のチーフ欧州ストラテジスト、ステファーヌ・エコロ氏は「市場参加者は米利上げがドル高・ユーロ安を意味するとの見方に基づいた取引を再びしている。これは総じて欧州株にとって好材料だ」とし、「欧州の景気拡大とインフレ上昇、企業収益の回復の見通しを加えた場合、現時点で欧州株にとってすべて良い兆しだ」と語った。

原題:Europe Stocks Rise on Weak Euro as Fed Signals Faster Rate Hikes(抜粋)

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