大手米銀が破綻した場合でも広範な金融システムを損ねる事態を確実に防ぐことを目的とした米連邦準備制度理事会(FRB)の規制案に基づくと、ウォール街の大手行は破綻時に損失を吸収するための資金が約700億ドル(約8兆3000億円)不足している。FRBが新たな推計を発表した。不足分は従来の推計額の約半分となる。

  FRB理事が15日に承認する予定の規制案によれば、米国の大手8行は破綻した場合に新会社で株式に転換可能な長期債務を十分保有することが義務付けられる。この資本は、国際金融システムにとって重要な金融機関に義務付ける総損失吸収能力(TLAC)の基準を満たす上でも利用される。FRBは2015年10月時点で、不足分を計1200億ドルと推計していた。

原題:Biggest Banks $70 Billion Short in Fed Push to Prevent Bailouts(抜粋)

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