香港の不動産開発株の人気が急速に低下しつつある。住宅ローンコストの大幅上昇や重い負担を強いる税制で住宅販売が抑制される恐れがあるためだ。

  香港市場でハンセン不動産株指数は10-12月(第4四半期)に入って13%下落。相場全体の指数であるハンセン指数は9月末以降、約5%下落しており、下落率上位の半数を不動産株が占める。

  香港ドルの香港銀行間取引金利(HIBOR)1カ月物は10-12月期これまでのところ2倍に上昇し、8年ぶりの高水準を付けた。香港政府は住宅購入時の印紙税を15%に引き上げた。

  香港の新規の住宅ローンは大半がHIBOR連動型のため、住宅所有者にとってはローン返済コストが今後上昇する可能性がある。米利上げを受け、香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は15日、基準金利を約1年ぶりに引き上げた。引き上げはこの10年間で2回目。米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者が予測する2017年の利上げ回数は、従来の2回から3回に引き上げられた。

原題:Hong Kong Property Shares Turn Toxic as Mortgage Costs Spike (1)(抜粋)

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