15日の香港株式相場は下落。中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数がアジアの主要株価指数で最も大きな下げとなった。銀行・保険銘柄が安い。米利上げペースの加速が重しとなり、人民元が8年ぶりの安値を割り込むとの懸念が広がった。

  H株指数は前日比2.3%安の9479.16で終了。下落率は11月9日以来の大きさ。構成銘柄の値下がりトップは中国人寿保険(2628 HK)で、招商銀行(3968 HK)がそれに続いた。借り入れコスト上昇で住宅需要が減少するとの懸念から、香港の不動産株も下落。ハンセン指数は1.8%安。

  招銀国際証券の蘇沛豊ストラテジスト(香港在勤)は「今回の米当局のよりタカ派的な姿勢が中国からの一段の資金流出と元安に関する懸念を引き起こすだろう」と指摘。「元安で金融銘柄全般が押し下げられているのは、資産の大半が元建てのためだ」と述べた。

  中国本土の株式市場で上海総合指数は0.7%下落し、11月2日以来の安値で引けた。一方、深圳総合指数は前日の4カ月ぶり安値から反発した。

原題:Chinese H Shares Bear Brunt of Selling as Yuan Pressures Buil(抜粋)

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