15年前、ヘッジファンド業界で勤務する3人の女性が、同業界の上級専門職に就いている女性のネットワーク構築に向け団体を創設することを決めた。グループ名は「100ウィメン・イン・ヘッジファンズ」だった。そして今、同業界が苦境にある中、名称変更が決定された。

  新たな名称は「100ウィメン・イン・ファイナンス」。

  同グループのリーダーらは名称変更について、ヘッジファンド業界で償還と閉鎖が相次ぎ、ここ10年近くで最もひどい状況となっていることが一因であると認める一方、グループの多様性を考えれば新名称の方が適していると説明した。同グループの会員数は現在、世界で約1万5000人に上り、会員の女性たちはプライベートエクイティ(PE、未公開株)や証券会社などの金融機関で勤務している。

  グループの代表でアベニュー・キャピタル・グループ社長のソニア・ガードナー氏は「ここ数年間、グループ内でヘッジファンド勤務の女性の比率はどんどん少なくなっている」と語る。

  名称が変更されても、グループにとって課題はなお山積している。コンサルティング会社マーサ-の調査によれば、金融サービス会社の幹部職のうち女性が占める割合は15%にとどまり、全業界の20%を下回っている。

  グループの目標の一つは若い世代の女性のキャリア継続を後押しし、幹部職への道筋があることを示すことだ。

原題:Hedge Fund Women Go for Refresh as Industry Faces Headwinds(抜粋)

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