インドネシアにある世界2位の銅山、グラスベルグ銅山からの輸出が脅かされている。同国政府による銅精鉱の輸出禁止措置が来年1月半ばに実施される予定であるためだ。

  製錬所建設に取り組んでいる鉱山会社が引き続き銅精鉱を輸出できるよう関係閣僚が規制の改正を急いでいるが、予定に間に合うという保証はない。現時点の規則では1月11日以降は、精錬処理された金属の輸出のみが許可される。銅精鉱は銅製錬に用いられる。

  株式公開している産銅会社としては世界最大で、インドネシアのパプア州にあるグラスベルグ銅山を保有する米フリーポート・マクモランのリチャード・アドカーソン最高経営責任者(CEO)は、この問題が解決されると信じていると述べた。アドカーソンCEOは先週、米国での会議で、問題が解決されなければ同社は操業を縮小し、年間10億ドル(約1200億円)を投じている同銅山の開発の抑制を余儀なくされる可能性があると語った。

  インドネシア政府は、加工業界の構築と鉱物に関連した利益の海外流出を防ぐため2014年1月に未処理鉱石の輸出を禁止。規則では生産者が製錬所を建設する猶予期間を設けていたが、同国政府は半加工鉱石の輸出を認めない可能性がある。

原題:Copper Supply From Top Mine Threatened as Export Ban Looms (1)(抜粋)

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