14日のニューヨーク外国為替市場ではドルが大きく上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場の予想通り政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げて、0.5〜0.75%のレンジに設定。2017年の想定利上げ回数(FOMC参加者の予測中央値)も3回と前回予測の2回から増えた。FOMC声明発表前のトレーダーの予想と比べて、結果は「タカ派」的だと受け止められた。

  ドルは大幅に上昇したものの、FOMC声明発表後の資金の流れは比較的穏やかだったと、ニューヨークのトレーダー2人は話した。ドルは主要10カ国(G10)通貨すべてに対して上昇した。

  イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は記者会見で、財政政策による景気刺激策が講じられた場合の影響を推計するのは時期尚早であり、金融政策にはあらかじめ決められたコースはないと述べた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で1.6%上昇して1ドル=117円04銭。対ユーロでは0.9%上昇して1ユーロ=1.0536ドルだった。

ドル紙幣
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resort: Lend freely at a penalty rate against good collateral. Photographer: Daniel Acker/Bloomberg News

  一方、日本銀行は9月に長短金利操作を導入して以降、初めて長期国債買い入れを増額した。

  ドルはこの日、新興市場通貨の大半に対しても上昇。米国での金利上昇見通しによって短期的なリスク志向が後退した。

原題:Dollar Rises to Two-Week High as Fed Hikes Rates, Elevates Dots(抜粋)

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