14日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が1年ぶりの利上げに踏み切ったことを受けてドルが上昇した。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が6カ月ぶり高水準に積み上がったことを受け、原油先物は午前の取引から下げていた。

  トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話インタビューで、「FOMCの発表でドルが上昇し、それが原油に影響している」と指摘。「石油輸出国機構(OPEC)の合意に対し、市場はこれまで前向きな反応を見せていた。この楽観が幾分か薄れたのは、実際の減産を確認する必要があるためであり、在庫水準があまりにも高いからだ」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比1.94ドル(3.66%)安い1バレル=51.04ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.82ドル(3.3%)下げて53.90ドル。

原題:Oil Retreats After OPEC Deal Rally on Reported U.S. Supply Gain(抜粋)

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