11月の米小売売上高は前月比で市場予想を下回る伸びとなった。前月まで2カ月間の堅調な伸びからペースを落とした。

  米商務省が14日発表したところによると、11月の小売売上高は前月比0.1%増。前月は0.6%増と、速報値の0.8%増から下方修正された。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値では11月は0.3%増だった。

  レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「家計のファンダメンタルズはなお堅調だ」と述べ、「消費者は値下げ品を狙っているが、それでも消費は活発とみられる」と続けた。

  11月の小売売上高は季節調整前ベースで前年同月比5.3%増加した。これは2月以降で最大の伸びだった。

  項目別では13項目のうち9項目で増加した。特に飲食店や家具店が良好だった。

  自動車とガソリンを除く小売売上高は前月比で0.2%増、市場予想は0.4%増だった。前月は0.5%増と速報値の0.6%増から下方修正された。自動車・同部品の売上高は0.5%減、前月の0.5%増からマイナスに転じた。

  国内総生産(GDP)の算出に使用される自動車ディーラーやガソリンスタンド、建築資材などを除くコア売上高は0.1%増と、過去3カ月で最低の伸びだった。前月は0.6%増だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Retail Sales in U.S. Increased Less Than Forecast in November(抜粋)

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