米ゴールドマン・サックス・グループは、次期米政権入りするゲーリー・コーン社長の後任として、ハービー・シュワルツ最高財務責任者(CFO)と投資銀行共同責任者のデービッド・ソロモン氏を共同社長とする人事を発表した。シュワルツ氏の後任のCFOにはマーティン・チャベス氏が就く。

  ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は14日の発表文で今回の人選について、「それぞれの分野で卓越した能力を示した。彼らとともにゴールドマンの世界戦略を策定し実行していくことを楽しみにしている」とコメントした。

  シュワルツ、ソロモン両氏は社長昇進により、ブランクファインCEOの後継を狙える位置に付くことになる。ブランクファイン氏はCEO在任10年を超えており、昨年リンパ腫の治療を受けている。社長職は近年、次期CEOを育成するためのポジションとなっており、ブランクファイン氏も前任のヘンリー・ポールソン元財務長官もトップに就く前に社長を務めた。

  ゴールドマン在勤25年余りのコーン氏はここ10年、ナンバーツーの社長職を務めてきたが今月、トランプ次期米大統領に国家経済会議(NEC)委員長に指名された。

  投資銀行幹部のリチャード・J・ノッド氏と証券部門幹部のパブロ・サラーミ氏は副会長となる。

  シュワルツ氏(52)は1997年にゴールドマンに入り、幾つかの昇進を経て2013年1月にCFOに就任した。06年7月から投資銀行の共同責任者を務めるソロモン氏(54)は、ブランクファインCEOが最初に任命した経営幹部の1人。チャベス氏(52)は13年に経営委員会メンバーとなり、同年12月に最高情報責任者(CIO)に起用された。

原題:Goldman’s Solomon, Schwartz to Replace Cohn as Chavez Named CFO(抜粋)

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