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●TOPIX7日ぶり反落、円安一服とFOMC待ち-不動産、資源安い

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  東京株式相場は、TOPIXが7営業日ぶりに反落。為替市場で円安の勢いが一服した上、米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めようと買いが見送られた。連騰による過熱感もあり、不動産や医薬品など内需株のほか、石油や商社、非鉄金属など資源株も安い。

  TOPIXの終値は前日比1.56ポイント(0.1%)安の1538.69。日経平均株価は3円9銭(0.02%)高の1万9253円61銭と小幅ながら7日続伸。

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、「これまで利上げを織り込みながら米国の長期金利は大きく上昇してきたため、FOMC後に短期的に利益確定の動きが出て、円安・日本株高も一度調整する可能性がある」と指摘。きょうは、FOMC後の市場反応の不透明感から動けないと話した。

  東証1部の売買高は20億4511万株、売買代金は2兆5449億円で、代金は前日から1割減。上昇銘柄数は695、下落は1165。東京1部33業種は不動産、石油・石炭製品、卸売、非鉄金属、医薬品、食料品など21業種が下落。ゴム製品や情報・通信、精密機器、電気・ガスなど12業種は上昇。

  売買代金上位では、UBS証券が投資判断を下げた第一三共が安く、SMCや伊藤忠商事、三井不動産、住友金属鉱山も安い。半面、ゴールドマン・サックス証券が業績予想を上げたブリヂストンが高く、ソフトバンクグループや日本電産、東芝、電通、HOYAは上げた。

●債券上昇、超長期中心に買い-異例のオペ対応による金利高抑制を好感

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。日本銀行が超長期ゾーンの国債買い入れ額を増額するとともに、次回のオペ実施日を事前に発表するなどの異例の措置で、金利上昇を抑制する姿勢を示したことを好感して買い圧力が強まった。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比6銭高の149円88銭で取引を開始。午前10時10分のオペ通知後には150円15銭まで水準を切り上げ、結局は15銭高の149円97銭で引けた。

  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、「増額の上に念には念をということで、16日のオペを予告しており、超長期の急激な金利上昇を気にしている感がある」とし、市場が不意を突かれたこともあり、金利上昇が抑えられる格好になったと説明。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、「予想以上にホーキッシュな結果になれば、一段の米金利上昇やドル高・円安が進む可能性が警戒される」とし、買い安心感は限定的としている。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値から0.5ベーシスポイント(bp)低い0.075%で開始。オペ後は0.05%まで下げた。新発20年物の158回債利回りは一時6bp低下の0.585%、新発30年物の53回債利回りは8bp低下の0.725%まで下げた。

  日銀は午前の金融調節で、長期国債買い入れオペを通知した。買い入れ額は「10年超25年以下」が2000億円、「25年超」が1200億円と、前回から100億円ずつ増額された。一方、「1年超3年以下」が4000億円、「3年超5年以下」が4200億円、「5年超10年以下」が4100億円にそれぞれ据え置かれた。

  日銀は残存期間10年超の買い入れに関し、今月4回目については16日にオファーすると予告。残存年限の区分については「1年ー5年」、「5年ー10年」、「10年超」と3つを同時に通知するなど異例尽くしとなった。

●ドルは115円台前半、FOMC決定控え小動き-ドット・声明文注目

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  東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=115円台前半で推移。今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定発表を控えて慎重姿勢が強い中、小幅な値動きにとどまった。

  午後3時33分現在のドル・円は前日比0.1%安の115円11銭。朝方に付けた115円ちょうどから115円33銭までドル高・円安に振れた後は、伸び悩んだ。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%安の1246.01。

  スタンダードチャータード銀行金融市場営業本部の好川弘一エグゼクティブディレクターは、「ドル・円はFOMC前にレンジで様子見になりそう。FOMCでの利上げそのものは織り込み済みでノーイベント。2017年中の利上げペースや幅をみる上で、ドットチャートや声明文が鍵になりそう」と説明した。

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