中国の保険会社による積極的な上場企業株の購入を批判した中国証券監督管理委員会(証監会)の劉士余主席に、保険監督管理委員会(保監会)の項俊波主席が同調した。保険各社の株式取引に対する監視を強める考えだ。

  保監会のウェブサイトに掲載された項主席の内部スピーチによると、同主席は保険会社の大規模な上場株式取得や値動きが大きい銘柄への投機など最近の積極投資を疑問視。保険各社は資産市場で「友好的な投資家」として行動すべきだと指摘した。

  保険会社の積極的な株式投資に対しては、証監会の劉主席が先に異例の厳しい表現を使って批判。2014年以降、保険料収入が増える中で中国の保険各社は株式の取得を積極化していた。不動産開発を手掛ける万科企業の経営権をめぐっては、宝能集団傘下の前海人寿保険と中国恒大集団が争う事態も起きていた。

  保監会は近く新たな規則を公表し、株式投資に回せる保険資金の割合を減らす方針。

原題:China Regulator to Step Up Curbs on Insurers’ Stock Speculation(抜粋)

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