ウォルト・ディズニーは自社のクラウド型映画配信サービス 「ディズニー・ムービーズ・エニウェア(DMA)」への参加を求め、他の主要映画スタジオと協議を進めている。同社の戦略に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  協議が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、2014年に開始したDMAの魅力を高めるため他の映画スタジオのコンテンツを追加することが狙いだという。ディズニーはクラウドサービスで「ウルトラバイオレット」と呼ばれる規格を後押しする他の大手スタジオ5社や多くの中小スタジオと主導権争いを展開している。

  米映画業界はDVD販売の落ち込みや映画館の来場者数減少、ネットフリックスなどオンライン動画配信サービス各社との競争激化への対応に悩んでいる。業界団体のデジタル・エンターテインメント・グループによれば、映画やテレビ番組のオンライン購入は米ホームエンターテインメント業界にとって明るい材料の1つで、16年1-9月の米消費者の支出額は14億6000万ドル(約1680億円)と、前年同期から7.5%増加した。

  ディズニーは発表資料で、「DMAへの当社のコミットメントは常にデジタルコンテンツの所有権拡大とオンライン購入の価値と実用性の向上を目指したもので、DMAの受け入れられ方に感動を覚えている」と説明した。

原題:Disney Said to Ask Other Studios to Join Digital Movie Service(抜粋)

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