トランプ次期米大統領の経済顧問で、政権移行チームのメンバーでもあるアンソニー・スカラムーチ氏は、次期政権でのポスト獲得を目指しており、自ら創業した米投資会社スカイブリッジ・キャピタルの売却の可能性を探っている。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、スカラムーチ氏は過去にもスカイブリッジの売却を検討したことがあるが、経済諮問委員会(CEA)の職務など政権ポストへの就任に前向きであり、今度こそ手を引くことを考えている。共和党全国委員会の資金管理責任者に名乗りを上げることも検討しているという。

  関係者によると、約75億ドル(約8640億円)相当の資産の管理・運用を行うスカイブリッジは、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社や中堅および大手資産運用会社、政府系ファンドから働き掛けを受けているが、スカイブリッジの最大株主であるスカラムーチ氏は、自身の持ち分のみの売却にとどめるかどうかまだ決めていない。

  スカラムーチ氏にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。スカイブリッジの外部広報担当を務めるウーミー・ユン氏は、コメントを控えている。

原題:Scaramucci, Exploring Government Post, Weighs Sale of SkyBridge(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE