米モルガン・スタンレーは非鉄金属について、バルクコモディティ以上に選好しており、最も有望な投資先であるとの見方を示した。トランプ次期米大統領のインフラ整備計画によって米国に加えて中国の需要が拡大する可能性があると指摘する。

  モルガン・スタンレーは12日のリポートで「トランプ氏の米インフラ再建公約は当行の商品見通しにとって新たな上振れリスクだ」と説明。「中国は25年間に及ぶ原材料需要の伸びのサイクルの成熟段階にあると当行は考えており、米国は新たなサイクルのほんの始まりなのかもしれない。ただ、一部の商品については中期的に需要が重なる可能性がある」と述べた。

  中国の需要に回復力があり、トランプ氏が米大統領選挙に勝利したことで、需要見通しに関する投機が高まり金属価格は今年に入って27%上昇。LMEX指数は年間ベースで4年ぶりの上昇となる勢いだ。モルガン・スタンレーはトランプ氏のインフラ計画について、詳細はまだよく判明していないと注意を喚起した上で、市場はこの成長をけん引する可能性のある政策について、定量化されてきちんとした投資プログラムが実際に発表されれば十分に調整することができるはずだとの見方を示した。

原題:Morgan Stanley Favors Metals as Trump May Spur American Phoenix(抜粋)

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