米グーグルの親会社アルファベットは自動運転車プロジェクトを「ウェイモ」と呼ぶ新しい事業に分離する。運輸業界を変える取り組みを一段と強化する方針だ。

  ウェイモのジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)が13日、サンフランシスコで開かれたイベントで発表した。アルファベットは研究所「X」の事業の一環として6年余りにわたって自動運転車技術の開発を進めてきた。ウェイモはこの調査段階から脱し、アルファベット傘下の独立した事業になる。

  クラフチックCEOは「われわれは引き続きアルファベットから提供されるインフラやリソースを利用できるが、ウェイモという新しい世界ではベンチャーが支援する新興企業という感じもする」と述べた。リソースにはグーグルのソフトウエアコードや強力なデータセンターが含まれる。

  事情に詳しい複数の関係者によると、ウェイモは2017年末にも半自律走行技術を備えたフィアット・クライスラー・オートモービル(FCA)製ミニバンを利用したライドシェアリングのサービスを開始する計画だ。ハイテク関連ニュースサイト、ジ・インフォメーションはアルファベットが自動運転車のサービスを計画中でFCA製ミニバンを使う可能性があると先に報じていた。

  ウェイモは発表資料で同社にとっての「次のステップは、用事での移動や通勤といった日常使い、街中で夜を過ごした後の安全な帰宅を人々に実現させることだ」と説明した。

原題:Alphabet Shifts Self-Driving Cars Into New Unit Called Waymo (2)(抜粋)

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